リフォームローンはなぜ通らない？審査項目から通らない理由を考える

リフォームの内容によっては工事金額が大きくなり、ローンを利用したいという方もいるでしょう。しかし、リフォームローンの審査が通らないこともあります。当てにしていたローンの審査が通らず、工事そのものをあきらめなければならない事態は避けたいものです。こちらでは、リフォームローンの審査項目を把握し、審査が通らない理由について考えていきます。

リフォームローンの審査項目と通らない理由

リフォームローンとは、住宅などのリフォームや増築にかかる費用を銀行などの金融機関から借りることです。リフォームローンは多くの場合、担保を必要としない代わりに十分な返済能力があるかどうかが審査されます。審査項目の一つが借入額です。そして、借入をする人の返済能力を職業・年収・勤続年数・返済負担額・健康状態などからチェックします。
リフォームローンに通らない理由の一つが、職業や年収、勤続年数などが審査基準をクリアしていないことです。無収入な人だけでなく、勤続年数が少ないなど安定した収入が見込めないと判断される場合は、ローンを組むこと自体ができなかったり、借入額を減額される可能性があります。さらに、年収に対する借入金額の割合、つまり返済負担率が高い場合もリフォームローンに通らないケースがあるようです。この返済負担率は今から借りようとしているリフォームローンだけでなく、すでに組んでいる車や教育などのローンを含んだ金額で審査されます。
また、団体信用保険への加入が必要なリフォームローンの場合は、返済者が病気療養中など健康に不安がある場合は保険への加入ができないことに伴って、リフォームローンの審査が通らないことがあります。